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今月のコラムです2006年12月のコラム

テーマは・・・

「一番いい治療」です。

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 国によるデタラメな厚生行政のおかげで例年よりさらにバタバタ、時間の無い師走で、今月のコラムもサッといきたいと考えている院長の岸川です。
今月のコラムは・・・“どんなんが、一番いい治療か?” です。

 歯科治療というと「お金がかかる」というイメージをお持ちですが、基本的にはほとんどの治療は健康保険でまかなうことができます。ただ、「歯科治療」は、虫歯・歯周病・抜歯などの「治療」と歯に被せたり、入れ歯を入れたりする「機能的・審美的再建治療」とに大きく大別されます。基本的には「治療」の大部分は健康保険で行うのですが、「再建」の部分に関して見た目を重視した被せ物や違和感の少ない入れ歯の種類によっては健康保険が利かなくなってしまいます。この部分が健康保険でカバーされていない為、歯科治療はお金がかかるというイメージができあがっているように思います。

 では、「一番いい治療」とはどんな治療なのでしょうか?現行制度では、歯科医は国家試験に合格しさえすればどんな治療も行えますが、私は、歯科医の知識・技術レベルと、患者さんの通院できる期間・恐怖心の克服・治療への理解度・歯科治療にかける予算、それらがちょうどバランスとれている治療が「一番いい治療」だと考えます。

 つまり、健康保険・自由診療に関わらず、歯科医のアドバイスの元にご自身が受ける歯科診療を認識し、その上ではっきりと希望を歯科医に伝えることが大切ですし、歯科医側も、希望を聞きだす能力や察する能力、モチベーションをあげてさしあげる能力、もちろん希望を実現させる能力を有していることも大切だと思います。中にはいきなり “全て先生に任せるわ” という方もいらっしゃいます。それはそれで大変ありがたい話なのですが、診療内容も聞かずにおまかせしますというのでは、綺麗に歯が入っても、後々それらを維持していくときにトラブルが生じます。自由診療でどんなに良いものをお口の中に入れても口腔内の健康を維持していくのは、毎日のブラッシングと定期的な検診であるということは周知のとおりです。またその点について当院は、患者さんの為にも自分達の納得の為にも、国によるデタラメな厚生行政下においても、採算度外視で予防歯科を粛々と継続・徹底しておりますから、ご安心下さい。治療も大事ですが予防も大事です。

では、また来月・・・

 

 

岸川歯科 院長 岸川 裕

 


 

 

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