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■今月のコラム
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テーマは・・・「かみ合わせは大丈夫?」です。 |
こんにちは、院長の岸川です。 不正咬合は、さまざまな障害をもたらします 。 あなたの歯は、左右前後にズレたりしていませんか。上下がキチンとかみ合っていますか。「不正咬合(咬合異常)」とは、歯並びが悪かったりアゴの骨と歯の配列が不調和なために、上下の歯のかみ合わせが悪かったりすることです。 うまく噛めない、発音がおかしい かみ合わせが悪いと物を噛む機能が低下したり、上手に発音ができなかったりします。わたしたちは食べることで生命を維持し活動のエネルギーを得ていますし、話すことは社会生活をおくるうえで不可欠です。 顔がゆがむ 顎関節症の原因 かみ合わせがおかしいとアゴの骨やアゴの筋肉に異常な力がかかり、口を開けるとアゴの関節がカクカクと音をたてたりします。ときには口を開けないほどの激しい痛みが起きることもあります。これが顎関節症(がくかんせつしょう)です。 歯への影響 歯は隣同士が正しい接し方をしていないと、よけいに歯垢がたまったり、無理な力が加わって歯の周りの組織がおかしくなります。歯並びが悪いと、むし歯や歯周病になりやすいのです。 小さい子ほど歯並びに気をつけて 幼児の不正歯列は注意が肝心。そのまま放置していると、アゴの骨まで不正なままに発達してしまいます。あとで歯並びを変えることができても、アゴの骨を治すのは難しいのです。早めの治療が必要です。
では、実際の症例を示します。
写真1はIさん29歳女性、2005.11.10.初診時のレントゲンです。 次は、長年にわたり、右ばかりで噛んでいた為、右の顎骨がごつく左が貧弱になった症例を示します。[写真3,4ともに、右(Rの表示)の方が左(Lの表示)より関節頭(⇒部)が大きく、下顎骨の幅(⇔部)が広い。]
写真3はIさん85歳女性、2000.7.26初診時のレントゲンです。
写真4は2006.8.2リコール時のレントゲン。インプラント義歯も快調で、「小学3年の孫がかわいい」と話しておられました。 気を取り直して、今月もいろいろと難症例お待ちしております。 それでは、また来月
岸川歯科 院長 岸川 裕 |
岸川歯科 鳳診療所 大阪府堺市西区鳳東町4-308-1
TEL/FAX:072-272-0796