![]() ![]() ![]() |
||||||||||
■今月のコラム
|
||||||||||
テーマは・・・「備えあれば、憂いなし」です。 |
こんにちは、岸川です。 今日は2月3日節分です。 さて、先月のコラムは、“なんぼなんでも省略しすぎじゃない”と、多方面よりご指摘頂きました(確かに!)ので、少し追加させていただきます。 歯科医師法第一条 歯科医師は、歯科医療及び保健指導を掌ることによつて、公衆衛生の向上及び増進に寄与し、もつて国民の健康な生活を確保するものとする。 健康とは、完全な肉体的、精神的及び社会的福祉の状態であり、単に疾病または病弱の存在しないことではない。 WHO(世界保健機関) これら第一条や健康の定義は、私をはじめ、まともな考えの歯医者には、DNAに組み込まれているといってもよい、大命題・定義です。 近年、公的医療・福祉が削減され続け、今後も光が見えない我が国が、“社会的福祉の状態”からかなり乖離してきていることは、皆さん身を以って感じられていることと思います。 政治・経済がますます厳しくなることが予想されている2008年ですが、私自身きっちりいい仕事をたくさんして、たくさん納税させていただき、上記健康の定義を完全に満たす方の割合が、少しでも増しますよう今年も、予防に審美にインプラントに精進していきたいと思います。
では、今月のコラムに移ります。 まず、症例です。
全体的なバランスをみるかぎりでは、今後20年位は、メインテナンスフリーでいけるのではないでしょうか。 この方は、非常に明るく前向きで上品な方で、今回コラムを書くにあたって、年齢を確認して、外見・中身の若さにびっくり致しましたとともに、御主人さんの激務をこれまで支え続けてこられたのも、なるほどなーと勝手に納得しておりました。これからは、存分に、御主人さんの病気療養に付き添って、是非全快させて頂きたいと思います。 症例2
上顎3.23は、これまで時間的に余裕がなく、自宅近所の歯医者で何回か応急処置を受けられていたそうですが、すぐまた欠けていたらしく、今回は退職されて、時間が出来、きっちり治したいということで来院されました。 この患者さんは、症例1の御主人さんで、堺市の為に長年尽力されてこられた方で、私もスタッフも、歯を早く低侵襲で造り上げ、あとはがんに対峙して治って頂きたい、というただ1つの思いだけで、スピードと精度を出し切って治療させて頂きました。 残存歯の動揺でブリッジがねじれ、前装部が破損していたので、中間欠損部は補強の為、インプラント致しましたが、オステオインテグレーションしない(インプラントが骨とひっつかない)リスクを考え即時加重は致しませんでした。 それでも、1ヶ月程で7+5は終了致しました。 右が済んでから左上67にとりかかりました。左上67は根が腐りきってしまっており、柔らかいものは、咬めますが、硬いものは痛くてかめない状態でした。
では、また来月。
岸川歯科 院長 岸川 裕 |
||||||||
岸川歯科 鳳診療所 大阪府堺市西区鳳東町4-308-1
TEL/FAX:072-272-0796