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■今月のコラム
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テーマは・・・「救世主はアルファード??」です。 |
こんにちは、岸川です。 今月のコラムは“救世主はアルファード??” 11月15(土)16(日)、4年に1度の日本デンタルショー2008と第21回日本歯科医学会総会がパシフィコ横浜で開催されました。出展される歯科業者さん達は、新製品の開発をこの4年に1度のショーに間に合わすべく進めるぐらいの入れ込みようですから、日帰りの強行軍にもかかわらず、最新のCTと診療チェアーを目当てに、当院のドクター達と覘いてきました。が・・・ 歯科用CTに関しては、トテツモナク有難いことに、当院から目と鼻の先に5 月に誕生した堺市重度障害者歯科診療所に、朝日レントゲンのアルファードという最新で最高品質の機種(現在、間違いなく世界で一番きれいに写って、一番高価な歯科用CT!)が導入され、そちらに撮影を依頼すれば30分もあれば、撮影データを入手することが可能となりました!!今後よほどの性能とベストコストパフォーマンスを備えた機種が開発されない限り当院で購入する意味が生じなくなりました。皆さん、これまで高い税金を堺市に払ってきて良かったですね! 依然として業界を取り巻く厳しい経済情勢ゆえに、CTはハード・ソフトとも2年前のワールドデンタルショーから遅々として開発が進んでおらず、販売価格は高止まりのままです。 診療チェアーに関しては、小泉改革からの度重なる診療報酬削減により、医院のチェアー買い替え需要が激減しており、一部の自費治療用の高額機種以外は供給側の開発意欲は完全に殺がれているように感じました。 そんななか、その週に当院で導入したPRGFの機器に関して、国内輸入元の代表を務められている佐藤先生を偶然会場でお見かけして、ブースの前での立ち話にもかかわらず紙と鉛筆まで使って頂きミソの部分をしっかりご教授頂きました。気さくで志の高い先生で、時間にして20分程でしたが、青天の霹靂、本当にありがたかったです。 症例は来月にでも・・。 今回の会場滞在は3時間ほどでしたが、見て聞いて触れることで、収穫はたくさんありました。 PS・・・ 今年72歳で、10数年前に一度脳梗塞で倒れ、言葉を上手くしゃべれなくなりました。 栗木さんと同じ年齢で同じ病気を患った場合、私にはとても診療を続ける勇気は湧かないでしょうが、今月もそして来年以降も、いい仕事をたくさんして、これまで18年間私を応援し支え続けてくださった栗木さんの気持ちに応えたいと思います。
岸川歯科 院長 岸川 裕 |
岸川歯科 鳳診療所 大阪府堺市西区鳳東町4-308-1
TEL/FAX:072-272-0796