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今月のコラムです2009年7月のコラム

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「最近のホームホワイトニングって??」です。

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こんにちは、岸川です

先日 第2回VIVIDホワイトニング検定コースが受講者170名を集め大阪本町で開催されました。
当院からは熱心にも、というか皆さん自分自身の歯を自分自身で秘かに白くしたかったのでしょう!?
ドクター・受付・衛生士9名が参加致しました。
ということで、今月のコラムは“最近のホームホワイトニングって??”です。

ホワイトニングは、ジェルの成分である過酸化水素が歯のエナメル質に入り込み、着色成分を取り除き無色化するとともに、エナメル質表面のエナメル小柱の先を丸く変化させることで光を乱反射させ、輝きながら白く見えるようにするものです。

一般的に歯のホワイトニングには歯科医院内で行われるオフィスホワイトニングと自宅で行うホームホワイトニングとの2通りの方法があります。
今回取り上げるのは、後者のホームホワイトニングですが、少し進化したものでVIVIDホワイトニングシステムというのがあります。
従来、歯科医院内でしか行えなかった光照射によるホワイトニングを自宅で手軽に出来るようにしたものです。

■原理は?

照射器は、16個の青色LED(420〜460nm)の可視光線を採用しており、その光線と過酸化水素が反応し、フリーラジカルが生じます。そのフリーラジカルがホワイトニング効果を発揮して歯を白くしていきます。

■使用方法は?

まず、口をしばらくの間、開けっ放しにしますから口を支える小さな器具(開口器)を口に装着します。
次に、マニキュアの瓶に入ったジェルを白くしたい歯の表面(上下16本位)に塗ります。
あとは、手のひらサイズの照射器で、5〜8分間光線を浴びせます。
早ければ1週間位で白く変わっていくことが実感できると思います。1日に2回以上行うとより効果的です。

■注意事項は?

日本国内で用いられている他の多くのホワイトニング材と同様、米国食品医薬局:FDA認可ですが、厚労省は未承認です。
照射器が米国製で、ちょくちょく本体の液晶が故障したりはします。

アメリカでは、ホワイトニングを歯科診療でなくコスメティックと位置付けた事で国民に定着しているようですが、 日本ではまだまだこれからといったところでしょうか。

VIVIDホワイトニングシステムはこれから先も厚労省認可は下りることはないでしょうが、ホームホワイトニングを手軽にしたいと考えている方々には重宝されるのではないでしょうか。

 

今月は当院のスタッフ同様、みなさんとても興味があると思いまして“ホームホワイトニング”を取り上げてみました・・・。

今月も、難症例たくさんお待ちしております。
では、また来月。

 

岸川歯科 院長 岸川 裕

 


 

 

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