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■今月のコラム
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テーマは・・・「治療で最優先するものって??」です。 |
こんにちは、岸川です。 忙しさにかまけていたら、11月はあっという間に過ぎてしまいました。 今月のコラム、“治療で最優先するものって??”早速いってみたいと思います。 まず症例です。 ○上 ○さん 6○歳 男性
患者さんの要望は2点 ①前歯が無い状態はたとえ1日でも困る。 写真A3より上顎正中に2本の完全埋伏歯が確認できるとともに左側上顎洞が少し低位にありかつ全体に骨質が疎なのが確認できるかと思います。従ってインプラント即時加重はリスクが高いので一時的に入れ歯を使って頂く必要があります。今にも抜けそうな歯を抜かないように型を取って(これは結構難題で、ちょっとしたテクニックが必要です)入れ歯をあらかじめ準備することで11月20日入れ歯を安定させるため右上5を残し他は抜歯即時インプラント等で対応し、準備していた仮歯の入れ歯を入れてお帰り頂きました(写真A4)。2ヶ月待って本番の固定の歯を入れようと思います。自分で言うのも何なんですが、手際の良さに信任を頂き下顎も年明け早々インプラントすることになりました。
山○ ○男さん 6○歳 男性
2週間前、下顎前歯から右奥にかけて他院で2回に分けてすべて?抜歯されたそうで、その医院ではインプラントが出来ないと云われ!入れ歯を作って貰ったが初めから全く合わずずっとはずしたまま!だそうで、不信感が極限に達しインターネットで色々調べるうちに当院を見つけ、インプラントを希望し来院されました。 患者さんの要望はただ1点 ①12月5日から息子さんの結婚式でハワイに行かないといけない、歯が入った状態で臨みたい。
○谷 ○さん 50歳 男性 患者さんの要望は1点 ①できることは1回の来院で済ませたい。 写真C2C3は12月4日来院時|4567インプラント埋入、次回来院は数ヶ月先ですから、後日抜糸ってわけにいかないのでもちろん非切開ですし後日消毒・経過観察するわけにもいかないので色々と配慮が必要です。患者さんもこれまでに前歯のインプラント、両奥の歯のある状態でのサイナスリフト、右奥インプラントと、すべて1回の来院ですませているので全幅の信頼をおかれているのでしょう。(自分で言うのも何なんですが・・2回目です)
今月も患者さんの要望を最優先・最大限応えられるよう精進したいと思います。
岸川歯科 院長 岸川 裕 |
岸川歯科 鳳診療所 大阪府堺市西区鳳東町4-308-1
TEL/FAX:072-272-0796