症例1:インプラントで咬合回復、体調も回復。
○田○江 61歳女性
奥歯で噛んでおいしく食べられる嬉しさ楽しさありがとうございました。
10年ぐらい前に部分入れ歯を作ってもらったのですが、入れ歯に食べ物が残り、はずして洗うのがめんどうで、はずしてそのままにしていたら合わなく成りそのうちにいたくなったり、ぬけて奥歯がなくなってしまいました。
内科の先生から岸川先生を紹介して頂きインプラントと出会いました。60才に成り、今の我家(家族の介護で忙しい)では無理かなと思いましたが、これからの人生歯なしで過ごすのはちょっとつらいかな、かわいそうかなと思いしっかりと説明して頂き納得の上でお願いしました。
今まで食べられなかった漬物、固いものが食べられるようになり、おいしい・・・歯の治療はちょっぴり苦手ですが先生、スタッフのみなさん明るく しんせつ ていねいに気分よくさせて頂き、あまり緊張しないで治して頂きました。おかげで肩こりも気分かな・・いやほんとうかなと思うぐらい忘れて気分そう快です。私には病気がありたくさん食べる事は出来ませんが、なんでも奥歯で噛んでおいしく食べられるように成りこれからの人生楽しんで行こうと思います。ほんとうにありがとうございました。
■担当医コメント
この方は御家族(脳梗塞)の介護を8年以上続けており、ご自分の身体は後回しといった状態で、初診時、糖尿病(血糖値200・毎日インシュリン注射)高血圧(降圧剤服用で140位)「奥歯のない部分には入れ歯は作ったけど取り外しが嫌で8年以上は入れずにいた」「その間、何本かの歯は自然に抜けていった」等、身体は完全にバランスを崩しており、骨質もスカスカでした。当院のインプラントの症例としては一般的なケースで、3ブロック7本のインプラントはオペ1時間程度・低侵襲で終了しました。8年以上歯がなくて前後左右高低と三次元的に狂っていた咬み合わせバランスを再構築し、かなり完成度の高い歯を提供出来たと思います。
表情が若返り、笑顔が戻り、人生観まで明るく変わった。初診時よりそれらを予見して咬み合わせ治療しておりますが、実際その場面に行き着くとその度に嬉しいものです。
この方のインプラントによる咬合治療の全身の変化は以下のとおりです。
肩こり(++)→(−) 首筋のこり(++)→(−) 頭痛(+)→(−)
顎関節痛(+)→(−) 腕の異常(++)→(−) 脚の痛み(++)→(−)
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