早いもので今年もあと1ヶ月・・・
師も走る12月、何かとバタバタ忙しいので、今月のコラムもサッといきたい院長の岸川です。
今月のコラムは・・・「当院の患者さんの口腔衛生状態、今昔」です。
「大和川より南の患者さんの口の中は、
北摂(梅田や豊中)の患者さんの口より段違いに汚い。」
これは、僕が15年前堺東で歯医者になりたてのころ、北摂から代診で堺東まで通っていた先生達からいく度と無く聞かされた言葉です。
患者さんの口の中が汚いというのは、自分でも磨いてないし、歯医者も口腔衛生の向上に寄与していない。要するに歯医者も患者さんも、ある意味レベルが低いということを言いたかったようで、王道をいく私としては、そこから坦々とシステム、人員いじって診療所全体で予防に取り組み、今では北摂の歯医者もビックリ!?PMTCもフッ素処置も、リコールのついでに標準装備という診療所になっております。
リコールの導入当初は、
「ここは患者に歯磨きを強制するんか!!」と受付で口論する患者さんもいましたが。
今となっては懐かしい話です。
当院で治療した歯や、インプラント、自身の健康歯も含め、少しでも長持ちすればと願ってのことであることに間違いありません。
PS-昨年、市立堺病院の小倉口腔外科部長の講演の中で、大阪府南部の病院(堺の労災と市立堺病院と天王寺NTT西日本病院)と北部の病院(伊丹病院と吹田の阪大病院と福島の厚生年金病院だったかな?)での外来患者における「顎口腔領域感染症(口の中の不潔が原因で起こる病気)」の割合が、南部は北部の3倍多いとデータを提示しておりました。
南部の口腔衛生レベルが低い。周辺の歯医者と患者さんのレベルが低いとは結論づけていませんでしたが、そうとしかとりようがありません。
堺のみなさん、もっと頑張っていきましょう!
当院の患者さんは今の調子で頑張っていきましょう。!
では、また来月・・ ・(新年お会いしましょう)
岸川歯科 院長 岸川 裕 |