■歯ならびきれいだったっけ? 矯正歯科

 

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■当院における矯正歯科治療の特色

  • 令和2年8月より、30年間に渡り当院矯正歯科に御尽力頂きました小菅先生の退任に伴い、日本矯正歯科学会専門医である林先生のもと治療を行っております。
  • 歯並びを変えるだけでなく、歯の色、歯肉の色までも含めた総合的な治療計画をたてて、主治医が一貫して治療にあたるところが矯正専門医と異なっております。
  • 自信を持ってオススメできます。

 


 

■治療内容

患者様の症状に応じ治療目標を達成するためのいくつかの治療方針をご説明いたしますので、ご自分で一番受け入れやすい方法を選択されれば良いと考えます。

すでに他院で治療しているがセカンドオピニオンを聞きたいという場合でも、同様にして ご相談下さい。


 

■治療費

矯正歯科の治療費は、「健康保険がきかない、高い」というのが一般的な認識だろうと思います。まず、この点の誤解を解かなければなりません。

●「健康保険がきかない」のか?

現在、唇顎口蓋裂、顎変形症、第一・第二鰓弓症候群、鎖骨頭蓋異骨症、Crouzon 症候群、Treacher Collins 症候群、Pierre Robin 症候群、Down 症候群、Russell-Silver 症候群、Turner 症候群、Beckwith-Wiedemann症候群、Apert症候群という病気の症状として顎の骨の発育が悪かったり、顎の骨が割れていたり、顔が変形していたりする場合と、それにともなって歯ならびが悪くなっている場合は、健康保険の適用となります。

18歳未満は育成医療、18歳以上は更成医療として医療費の補助や身体障害者手帳の交付を受けることができます。

「矯正歯科治療は健康保険がきかない」のではなく、適用される病気が限られているということです。日本人は人種的に、「でこぼこ」や「出っ歯」になりやすいので、これは人種的な特徴であって病気ではないという解釈です。

「高い」のか?

昭和57年に初めて唇顎口蓋裂の矯正歯科治療が健康保険に導入され、保険点数として矯正歯科料金が定められました。第1回の説明会で、制度制定に携わった先生が10年間の治療で、約180万円の治療費になるように制度設計されていると言われました。

3割の自己負担分は60〜70万円となります。また、現在の国立大学附属病院の矯正歯科料金表では70〜80万円となっていると思われます。

当院の料金体系

基本的な体系は、健康保険に準じています。

ただし、健康保険では、当日行った処置に対して料金が発生するので、先月は3,150円だったが、今月は装置が入ったので178,000円であるというように毎月窓口で支払う料金がまちまちとなり、支払う方としては予定が立たないので困るという声をよく聞きます。

そこで一般的な治療でかかる総額を提示し、支払い方法は会計と相談してお決めいただくことにしております。

当院は、豊富な症例数と高度な治療技術により、患者さんの医療費削減に大きく寄与していくことを大義としております。

従いまして料金設定は、すばらしく良心的です。


 

■治療の進め方

第1回  矯正歯科初診

  診査、治療方針概要の説明
  → 矯正歯科治療を受けない場合はこれで終わり
  → 検査を行う

  • 検査内容
      1. 歯の模型を作る
      2. 歯と顎のレントゲン写真を撮る
      3. 顔のレントゲン写真を撮る
      4. 口の中と顔の写真を撮る

    次回来院までに、虫歯の治療や抜歯、歯磨きのトレーニングなどを行い、口の中について絶えず関心を持つようになっていただく。

第2回  診断結果報告

  • 前回とった資料を分析した結果と、それに基づく治療方針をご説明する。

  • 使用する矯正装置、治療期間、費用などをご説明し、患者様の納得のいく方法を選択します。

→  矯正歯科治療を受けない場合はこれで終わり
→ 一度お帰りになって、
  治療を行うか否かご連絡いただく場合はここまでで終わり。
→  すぐに矯正装置を入れない場合は経過観察とします。
→ 治療方針のご了解をいただき、
  治療を行う場合は矯正装置の作製準備をします。

第3回 歯科矯正管理、動的処置開始


 

■治療開始時期

乳歯のころ:

かみ合わせがわるく、顎がずれながら咬みこむような状態を放置するとずれた咬み合わせに合うように顎の骨が成長することになります。これを機能的不正咬合といいますが、これは見つけ次第ただちに改善することが必要です。

Phase I:

小学1〜2年生で上下の前歯が生えてきたころ、骨が大きくなってから歯がはえてくれば良いのですが、顎が小さいうちに歯がはえてくるとでこぼこになります。顎を少し広げてやるだけでその後は自然にちょうど良い場所に歯がはえてくるようになることをよく見かけます。

乳歯のときと同じように咬み合わせのひっかかりを至急とってやることも大切です。

Phase I からPhase II への途中:

歯のはえかわりが順調にいくように誘導します。

遺伝的、骨格的に上下の顎の骨の大きさに異常がある場合は、成長の抑制や促進などを行い、バランスのとれた顔になるよう誘導します。

Phase II :

中学1〜2年生以降は永久歯が全部はえそろい、顔も大人の大きさになるので、いわゆる「ワイヤー」を入れて歯をきれいにならべます。

でこぼこのひどい場合は歯を抜くこともあります。中学生の間は背が大きくなりますが、このとき下の顎の骨も一緒に大きくなります。

「しゃくれアゴ」「三日月型」の顔の方は下の顎の骨がこれ以上大きくならないように成長の抑制が必要です。

成人:

成長は終わっているので、ワイヤーを入れてなおすか、外科手術を併用するかとなります。外科矯正は早くても高校3年生にならないと行えません。

仕事の関係で見えないようになおしたいという要望もしばしばあります。

歯が抜けたところにブリッジを入れやすいようにとか、歯槽膿漏で上の前歯が出っ張り歯の間に隙間ができたのをもとに戻したいなどの部分的な矯正歯科治療(MTM minor tooth movement)を行うこともあります。

 


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岸川歯科 鳳診療所 大阪府堺市西区鳳東町4-308-1
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