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今月のコラムです2006年6月のコラム

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「タバコって歯にどうなん?」です。

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こんにちは院長の岸川です

 当院では、愛煙家のみなさんの為に、巨費を投じて平成15年より隔離型喫煙コーナーを築けておりました。また、オゾンガスが深夜1時に天井から噴射してきて診療室・待合室を埋め尽くし無菌化と同時に脱臭もしていたのでニオワナイはずでしたが、予防歯科で“歯科衛生士が歯を残す為に、「診療室内で禁煙の重要性」を説いているのに、待合室に喫煙コーナーがあるようでは説得力に欠ける”との当院自慢のスーパー衛生士達の意見と、診療理念を優先させ、平成18年より喫煙コーナー廃止とさせて頂いております。
 申し訳ないですが、愛煙家のみなさん、外で吸ってからお入り下さい。

 なお今月中に、平成15年以前にタバコで黄ばんだ??待合室の壁紙と臭いの染み付いた??空調・エアコンを全替えする工事を予定しております。

 タバコが歯の健康によくないことはよく知られていますが、ヘビースモーカーに歯周病で悩んでいる人がとても多いのです。

 タバコは口の健康にとっても大きなマイナスになっています。今月はそのわけをチョッとだけくわしくお話しましょう。

というわけで今月は“タバコって歯にどうなん?”です。

■色素が沈着して取れません ・・・

タバコを吸い過ぎる人の歯を見ると、歯の表面はもちろん歯の裏側まで茶褐色になっています。これはタバコから出るタールが歯に付着した結果です。
タールはふつうのブラッシングでは取れません。
タバコの吸い過ぎは歯を不健康な色にします。

■歯肉が栄養不足になって歯周病に・・・

タバコに含まれるニコチンには、末梢血管を収縮させる作用があります。血管が収縮すると歯肉への酸素の供給量は減少し、歯肉は絶えず栄養不足状態になって歯周病にかかりやすくなります。
また、タバコの煙に含まれる一酸化炭素は、身体にあるヘモグロビンと結合してビタミンCを大量に消費してしまいます。さらに、タバコを吸うと細菌を殺す白血球の機能が低下して、歯肉の病気を悪化させます。

当然、歯の寿命は短くなります。

■逃げられない口臭の被害

歯周病が悪化して歯肉から膿が出るようになると、吐く息がとても臭うようになります。これは歯の周りのポケットにすみついた細菌が、メチルメルカプタンといういやな臭いのガスを放出するからです。

*タバコを吸うリスクをよく考え、歯の健康のためにも喫煙習慣の見直しをお勧めします。

今月は、簡単なインプラント症例たくさんお待ちしております。
ではまた。

岸川歯科 院長 岸川 裕

 


 

 

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