■院内感染防止対策 


〜院内感染防止対策〜 滅菌とディスポーザブル(使い捨て)の徹底+α

 近年「タービン・ハンドピース(歯を削る機器)の使い回し」が社会問題化しています。国立感染症研究所等の2014年調査結果「歯科医療機関の7割が使いまわしをしている」という読売新聞の記事が発端で、調査アンケート回収率29%を勘案すると9割以上が使いまわししているという意見がありました。

 岸川歯科は、厚生労働省が定めた『歯科外来診療環境体制』の施設基準に対応した歯科医療施設です。 これは、歯科診療時の偶発症などの緊急事態が起こった際に、初期対応が行えるよう体制を整えており、また 感染症予防としての機器や滅菌対策を実施している歯科医療施設のみ認定を受けることができるものです。全国的には2015年度で1割程度の歯科医院がクリアしております。
岸川歯科では院内感染防止対策でもダントツのトップのトップを目指して精進しております。

タービン・ハンドピース(歯を削る機器)

岸川歯科では、患者様 一人ひとりに滅菌処理した タービン・ハンドピースを使用している為 たくさんの本数を保有しております。

 

 

 

クラスB滅菌器

3台の滅菌器を用いて徹底した滅菌作業をおこなって おります。 世界で最も厳しいといわれているヨーロッパ基準を満たすクラスB規格の滅菌器を導入し、 タービン・ハンドピース内部の細管内部まで徹底した滅菌を致しております。
写真左端、クラスN、通常の減圧機能の無い高圧蒸気滅菌器です。121℃の高圧蒸気で器具を滅菌するのですが、細管状の器具では中に水分等が残っている場合そこへは蒸気が入っていかないので滅菌が不十分になる恐れがあります。
写真中央、クラスS、減圧式高圧蒸気滅菌器です。細管状の器具であっても予め減圧することで水分等を抜くことが出来、その後132℃の高圧蒸気を送り込むので蒸気が管の中まで入り込み滅菌出来ます。
写真右端、クラスB滅菌器は減圧→134℃の高圧蒸気→減圧→高圧蒸気→減圧→高圧蒸気と3回行ないより徹底した滅菌を行います。
(写真は当院のもので、左が従来の滅菌器、中央が減圧式滅菌器、右がクラスB滅菌器)

厚労省は121℃15分以上の滅菌は推奨しておりますが、方法や使用機器は各歯科医院の良識に委ねられている為、こういった高性能滅菌器の普及はまだこれからのようです。

滅菌パック

ミラーやピンセットを含む基本セット・バー類等は当院で個別に滅菌パックして、クラスNないしS滅菌器を使用し、滅菌後は衛生的に管理され、治療時に初めて患者様の前で開封するよう徹底しております。

 

 

 

ディスポーザブル(使い捨て)

手袋やエプロン、コップ、ペーパートレーはもちろん、フェイスタオル、ヘッドレストカバーに至るまでディスポーザブル(使い捨て)を採用し、患者様一人ひとりに新品交換致しております。
岸川歯科での2016年度一年間の手袋使用数は、177,500セットです。これは患者様一人に対して1回の診療で3セット以上の手袋を使用している計算です。ドクターと歯科衛生士とアシスタントが、患者様一人ひとりに新品交換しているということです。

 

治療台のオゾン水と診療空間のオゾンエアー

岸川歯科ではメディカルクリーンシステムを導入することで、オゾン水やオゾンガス生成器により、治療台から出る水はもちろん、院内の空気環境も衛生的に保つ事が可能となっております。汚染されている院内環境(水や空気)をクリーンにし、高度感染予防対策をおこなっております。

 


 

医療法人 岸川歯科 大阪府堺市堺区一条通17-18
TEL:072-221-0506 FAX:072-222-7282

岸川歯科 鳳診療所 大阪府堺市西区鳳東町4-308-1
TEL/FAX:072-272-0796

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